- けずりかけのしんじ
- けずりかけのしんじ【削り掛けの神事】京都の八坂神社で行われた神事。 一二月二八日に神官がきりだして社内の金灯籠に移した火を, 元旦の丑(ウシ)の刻に一二本の削り掛けの木に移し, おけらを加えて焼く。 その煙の流れる方向により, 丹波国(西)と近江国(東)の豊凶を占う。 参詣人は悪口を言い合い, 勝つと吉兆を得るともいい, また, この火を火縄に移して家に帰り, 元日の雑煮を煮た。→ おけら祭り
Japanese explanatory dictionaries. 2013.